AIは、私たちの仕事を大きく変え始めています。
ここ数年、ChatGPTをはじめとする生成AIの登場によって、仕事の進め方は大きく変わり始めました。
これまでであれば、ソフトの操作方法を一つひとつ覚え、本を読んだりインターネットで検索したりしながら試行錯誤することが当たり前でした。
しかし今では、「こういうことをしたい」とAIに伝えるだけで、Excelの関数やWordの操作、プログラムの作成、文章の添削まで短時間で答えを提示してくれます。
もちろん、それだけで仕事が完成するわけではありません。
しかし、仕事の「入口」は確実に変わりました。

「覚える」ことより、「使いこなす」ことの時代へ
私はITに携わる仕事を長く続けてきました。
これまでは、ソフトウェアの機能をできるだけ多く覚えている人ほど有利でした。
もちろん、その知識は今でも役に立ちます。
ですが、AIの登場によって、その価値は少しずつ変化しています。
例えばExcelには数百種類の関数があります。
以前であれば、それらを一つずつ学び、必要になったときに思い出せることが重要でした。
ところが現在は、
「この表から売上上位10件だけを抽出したい。」
そうAIに伝えるだけで、必要な関数や数式を提案してくれます。
つまり、
「すべてを覚えてから仕事をする」時代から、「AIを活用しながら仕事を進める」時代へ。
学習に何十時間も費やしていた時間を、実際の業務や新しい挑戦に使えるようになったのです。
だからこそ、人間の役割はなくならない
一方で、AIには弱点があります。
もっとも注意しなければならないのは、「もっともらしく間違える」ことです。
AIは自信満々に誤った情報を答えることがあります。
利用者の考えに引きずられ、本来なら疑問を持つべき場面でも同調してしまうことがあります。
深く検証せずに結論を出してしまうことも珍しくありません。
つまり、
AIは万能ではありません。
AIが出した答えを鵜呑みにするのではなく、
- 本当に正しいのか
- 情報源は信頼できるのか
- 他の見方はないのか
そうした確認を行うのは、これからも人間の役目です。
AIは「代わりに考える存在」ではなく、「能力を拡張する道具」
私は、AIを人間の代わりに仕事をする存在とは考えていません。
むしろ、人の能力を何倍にも広げてくれる優秀なパートナーだと思っています。
これまで何時間もかかっていた資料作成や文章の整理、データ分析、アイデア出しをAIに任せることで、人はより重要な仕事に集中できるようになります。
それは、
- 情報を見極めること
- 判断すること
- 発想すること
- 相手に伝えること
といった、人だからこそ価値を発揮できる仕事です。
AIが得意なことはAIに任せ、人は人にしかできない仕事に時間を使う。
それが、これからの理想的な働き方ではないでしょうか。
OTUSが目指すもの
OTUSは、AIの使い方だけを紹介するブログではありません。
AIを活用しながら、IT、Officeソフト、Web制作、DX、情報収集、そして「考える力」まで、幅広いテーマを扱っていきます。
このブログで目指したいのは、知識を一方的に教えることではありません。
私自身も学び続け、一緒に考え、より良い答えを探していく場所にしたいと思っています。
AI時代だからこそ、「知識をたくさん持っている人」が強いのではなく、「知識を活用できる人」が強くなる時代です。
このブログが、そのための小さな学びの場となれば幸いです。

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